働くママの家開き!ベビーシッターも来たがる家にしよう(^^♪

3月は 4月からの新たな生活に向けて
準備が忙しい家庭も多い時期だと思います。

働くママにとっては
年度末は自分の仕事だけではなく
子どものことでも忙しい日々になります。

ところで
ベビーシッターさんにお世話になっている家庭にとっては
シッターさんを交代する時期でもあると最近知りました(^^)

子どもが大きくなって学年も変わって
生活が変わることも多く
もうベビーシッターさんはいらないという家庭もあります。
シッターさんにとっても
変更や新たな家庭との出会いがあり
慌ただしい時期なのだそうです。

子育て中の働くママにとって
これからの生活にベビーシッターさんという存在は
ますます大きくなっていくと思います。
ですからシッターさんが働きやすい環境や文化も
働く女性が増えると共に変化していくでしょう!

ベビーシッターという仕事は
昔、海外のお金持ちの家庭の乳母や育児係から広まったそうですが
今や日本の文化にも根付いてきたようです。

シッターさんが 喜んで子どもを看てくれ
子どもにとっても楽しみな時間になるようにすることは
とても大事なことです。

でも シッターさんも
定期契約をしたくない家庭、
行きたくない家庭もあるそうです。
当たり前かもしれませんがね。

では
ベビーシッターさんが喜んで来てくれる家とは
どういう家なのでしょうか?

親御さんとコミュニケーションが
上手くいっていることはもちろん一番大切な事です。
お互いに時間をしっかり守ることなど
相手を思いやる気持ちも大事ですよね。

そして
子どもが怪我をしない安全な住まいであることも大事です。
預かっているときに 安心して子供に専念できる家である事、
地震や何かの災害や急なことが起きても
とっさに安全に子どもを守れる住まいであると安心なのです。

また シッター中に必要なものや
シッターが触れても良いものが分かりやすくなっていること。
つまりは整理整頓清掃がきちんとされている
気持ち良くシッターの仕事ができる家ってことですよね。

といっても 忙しくて時間がないから
シッターさんを頼んでいるので
掃除ができない、片づける時間もない場合だってあります。

でも 整理整頓はシッターさんだけのためではなく
我が子のためにも大事な事! 教育上もですね(^_-)

そのためには はじめから
掃除がしやすく、片づけやすい家にしておく工夫も必要です。
心の余裕のためにも
この春に ベビーシッターさんが喜んで来てくれる家を意識しながら
お部屋の工夫をしてみませんか?

ちょっとしたヒント
ブログで更新しています^^
活用してください。

●働くママの家づくりのコツ

 

「家開き」の原点!子育てママが 自宅を活用して好きなことで開業!【その4】

自宅開業で大切なこと② 仕事場にふさわしい空間を考える

仕事場としていく上で
自宅であるからこそ 心掛けなければいけないことに
「生活感を持ち込まない」ということが大切だと思っています。
それは来てくださるお客様のためでもあり
自分自身のためでもあります。

自宅と仕事場が同じになると
家の中で共通して使う場所が出てきます。

ですから 自宅であっても
自分だけの視点ではなく
来客者の立場から見た時のことを
意識して考えなければなりません。

仕事をどこに頼むか、は
依頼者であるクライアントの意思です。
打合せ場所にもなる仕事場が
自宅を感じさせる生活感たっぷりでは
クライアントは夢が持てません。
頼む気にもならないと思います。

しかし こんな暮らしがしたいと思えるような
モデルルームのように自宅を維持しておくことは
子どもがいる我が家ではとても無理でした。
生活しているのですから
自宅全部を毎日きれいにすることはできませんでした。

そこで 共通して使う ほんの一部の場所、
玄関まわり・トイレ・廊下・打ち合わせ用の仕事室を
五感を意識したインテリアにこだわってみました。

視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つの感覚を刺激するインテリアは
来客を喜ばせ 自分自身もやる気が増す
とても大切な仕掛けになりました。
(五感インテリアの詳細はまた詳しくお話します)

この五感インテリアにこだわるようになった理由は
自分自身のこんな経験があるからです。

私は以前 自宅で料理教室を開いていた方に
家庭料理を習っていたことがありました。
先生の料理レッスンの内容は
長年の経験に基づいた工夫あるプロのものでした。
しかし そこの生活感たっぷりのお教室に
がっかりしたことがあったからなのです。

午前中の少し早い時間から料理教室は始まって
そのつくった料理をランチとして試食するという
少人数の料理教室でした。
教室として使用するキッチンは広くて立派なものでしたが
先生のご自宅のキッチンと兼用のため
いつも急いで朝食を片付けた後のレッスンという感じでした。

残り物などの片づけ方や室内の臭い、
家族が使っていた座布団式の椅子、
家族も使う同じ食器やランチョンマット等
先生の家族の生活感がたっぷりのキッチンだったのです。

キッチンだけではなく
玄関には ご家族の靴が並んでいたり
トイレ・洗面所にも ご家族の生活品が置いてありました。

生徒の目的は 料理を習う事なのかもしれません。
しかし 友人と楽しくやる料理ではなく
看板を掲げて 教室として月謝を貰って
仕事としてやるのならば 生活感は無くした方が良いのです。
生徒にとっても ワクワクした気持ちで
日常を離れたレッスンに行くということも
教室を選ぶ大切な要素になるかと思います。
良い料理だったからこそ 残念だと思っていました。

自宅を仕事場にするためには
来る方をワクワクさせるという気遣いが大事だと思いました。
そして 自分自身も自宅という同じ空間でも
生活感なく仕事を楽しくし 仕事モードになれるように
インテリアに工夫をすることが とても大切だと感じました。

自宅にいても 仕事は生活と切り離して
楽しくやっていたいですよね。
自宅を五感インテリア(視・聴・嗅・味・触の感覚を刺激する)にして
自分自身の効率が増す仕事場にして
迎えるお客様にも気遣いある空間にする。
気持ちよく楽しく仕事をすることを心掛けるために
自宅を生活感ない仕事場にフレキシブルに
時間帯や範囲で変えられるようにしておくことも大切になります。

私は設計の仕事でしたが
自宅を何かのサロンや教室にして 仕事をされる方は
一層心掛けて欲しいですね。

 

建築士だからやってみる、何事も自分の住まいで試してみる~笑!

建築士コンサルタントという仕事は
机上の知識だけではできません。

特に住まいを設計するときは
生活者としての経験がとても大切になります。

私は 結婚してから今までに何回も引越をしてきました。
だから いろいろなタイプの家で暮らしました。

夫の仕事の転勤で 自分の意思からではなく
会社から与えられた賃貸住まいが多かったのです。
1LDKにリノベーションしたマンションや
団地タイプで昔風の全て引き戸の間取りの家、
かなり古い木造アパートでの仮生活などをしました。
今では それはとても貴重な経験になっています。

夫の転勤も ほとんどなくなり
落ち着いて 自分の家を持ってからも
現在で4回目の持ち家の自宅です。

昔から
『家は3回建てて、初めて満足な家ができる』
と言いますが
私は どの持ち家も
いつもその時は その生活を大いに楽しんできました。

でも 「もっと、もっと」という欲からでしょうか~笑
住替えを繰り返してきたのだと思っています。
家に常に関心があるので~ 当たり前ですが…^^
いろいろ試してみたくなり
どの家もリフォームをして 手を加えてきました。

ですから 試したから分かることが
どんどん経験値として蓄積できました。
住みながらのリフォームの不自由さや
やりたかったことをやってみた結果が
よくなかったりことなども含めて
いろいろな商品も自分で試してみることができました。
例えば トイレは メーカーをいろいろ変えて
8種類の便器を自宅で経験してきました。
使い勝手や掃除まで 使ったから分かる感覚ありますよね。
本当に貴重な経験です。

経年で使ったから分かる私の経験は
きっと クライアントの役になると思ってきました。

住まいの相談があったときは 机上の知識だけではなく
いろいろな自らの経験を活かして
これからもプラスαの価値あるコンサルティングをしていきたいと思っています。

自分の経験から人の役に立てることがあると
建築士という仕事は ますます楽しくなるのです^^

私は なぜ建築家になったのか?

私は 小学校5年生の時に クラスのみんなに
「将来は 建築家になりたい」と言っていたそうです。

というのは
私自身は そう言ったということを忘れてしまいました。
しかし 先日久しぶりに小学校時代の友人に会ったときに
「小学生の頃の夢を叶えて すごいね」と言われたのです。

確かに 私は 小学生の時には
医者か建築家になりたいと思っていました。

そして 私が5年生の頃に
両親が建築家に設計を依頼して
家を建てる打ち合わせを自宅でしていたので
子どもながらに 建築家という職業に興味を持ちました。

「医者や弁護士やお坊さんは 人に不幸があった時に助ける仕事で
建築家は 人が夢をもった時の仕事」と
どこかの大人の人に言われて
子どもながらに 建築家になろうと思ったのでした。

先日、私のクライアントさんの中学生の息子さんが
「建築家になりたい」と言ったそうです。
「池上さんとの打ち合わせに 毎回同席していて
かっこいい職業だと思ったからなんですよ」
と ご両親が微笑みながら話してくれました。
「私もそうだった」と 自分自身の子どもの頃を思い出しました。

子どもが触れる環境は 親の行動次第で変わりますね。
もし 私の両親が 出来上がった家に引越しただけであったら
建築家という職業に興味は持たなかったかもしれません。

どういう家で暮らし どこに依頼するか、は
子どもにも大きな影響を与えるものですね^^

 

働くママこそ「家開き」できる家を作ろう!

働くママの家、
それは 家開きできる家にすること!

働くママは 本当に忙しい!
そして 働くママは
何でも自分でやろう、できるはず、
そして そうしようと思う人が多い!

全てを自分でやってしまう人がとても多いのです。
人に頼んでいるより 自分でやってしまった方が
速いし確実だ と思っているのです。

仕事がよくできる人ほど
そう思ってしまうようです。

でも もっと自分をラクにさせてあげましょう!

家開きできる家とは
他人の力を借りやすい家 ということです。

人の力を借りていいのです。

人が力を貸してあげようと思ったときに
人が力を貸せるように 作っておく家にしておくのです。

誰にでも 使いやすくて
分かりやすい家にしておけば
夫も お姑さんも 友だちも
家の中のことをやってくれるかもしれません。

家の中が 自分だけの領域のように
自分しか分からないようになっていると
人は手を出せません。
(夫が手伝ってくれないと思っているとき
実は 自分が領域を作っていることも多いのです^^)

忙しい人こそ 自分だけの領域をできるだけ少なくして
心も開いて 他人の力を借りましょう!

家の中に他人の風が入ってくると 空気が変わります。
息詰まっていた空気が流れだし
客観的に自分を見つめることができたりして…
いろいろな気づきがあるとおもいますよ。

ベビーシッターやホームヘルパーさんにお願いすると
その依頼内容だけではない
プラスαのいろいろな気づきが きっとあるはずです。

さあ、忙しい働くママ、
ぜひ家開きがいつでもできる家にしておいてくださいね

 

「家開き」の原点!子育てママが 自宅を活用して好きなことで開業!【その3】

自宅開業で大切なこと①  仕事時間とプライベート時間を考える

長男が小学生になった時,
いわゆる「小1の壁」をきっかけに
私は仕事場を自宅に変えました。

自宅とは 本来は くつろぐ場であり
疲れた身体を休めたり 家族と向き合ったり
最も気楽に過ごせる自由な場であるべきところです。

ですから 仕事場としていく上で
自宅であるからこそ 心掛けなければいけないことが
いくつか出てきました。

そのひとつは
タイムスケジュールの管理でした。
自分次第で どうにでも自由に使える自宅での時間!
子ども・夫との家族時間や家事などのプライベート時間と
自分の仕事時間をしっかり区別して行動することを
強く心掛けなければなりませんでした。

特に子育てとの両立では
低学年の子どもがいる時は
全部プライベート時間になってしまいそうでした。
自分自身だけのタイムスケジュール管理はしやすいのですが
子どもがいると いろいろなことが起きて左右されてしまいました。

しっかり仕事時間を確保するためにも
子どもたちにも 母が家にいても仕事の時間であることを
分からせておく必要があると感じました。
私は 平日は ほぼ夕方まで 仕事をしていました。
そして 必ずしも自宅にいるとは限りませんでした。

子どもたちを自立させるためにも
私が家にいた時でさえ 子どもたちには
あえて 日中は母親は当てにできない、
手を貸してくれないと 思わせていました。
(大けがをして泣きながら帰ってきた時は別でしたが~笑)
「母親はそばにいる」というだけで 子どもは安心できるだろうし
それだけで良いと私は考えていました。

ですから 我が子たちの下校後は
親の監視を全く感じない
伸び伸びと過ごす自由タイムとなりました。

親に特別な思いや計画性もないまま
思いつきの試行錯誤の私の子育てが始まりました。

お稽古事や公文式の勉強をやらせて
子どものスケジュールをある程度は決めてみました。
しかし 本人たちに任せていたので 親の想いとは全く異なり
全てが適当なものになってしまいました。

学校の宿題はほぼしない、寄り道はする、
いつも外で遅くまで走り回って遊んでいる。
(夏休みの自由研究などは一度も出したことがなかった~笑)

小学3年生頃には
お稽古に行くにも 決まった道など通らなくて
いろいろなところに自転車で勝手に行ってしまうので
子どもの行動が だんだんつかめなくなっていきました。

下校時に 大雨が降っているときは
他の親御さんは傘を届けていたようですが
我が子たちは 傘は届けてはくれない親だと分かっていたので
びしょびしょになって帰ってきたことが何度かありました。
しかし そのおかげで 子どもなりに
朝は天気予報を気にするようになったようです。
(小学校は歩いて5分くらいのところでしたから
濡れて帰っても問題無いと親の私も思っていました~笑)

長男が小学4年生頃に
私が突然入院したことがありました。
しかし 子どもたちは毎日 自宅にある物で食事をして
(頂き物の高級麺を全部食べてしまった~笑)
兄妹二人で適当に生活して 学校にも行って
1週間ほど暮らしていました。
父親はほぼ単身赴任中でしたが
祖父母に手助けしてもらう事も可能でした。
しかし 私もあまり必要性を感じず
我が子たちのたくましさを信じたかったように思います。

親とは あてにできないものだということを
小学生の後半にはもう感じていたのだと思います。
親は好きなことを楽しそうにやっている、
そんな姿を見ながら育った我が子たちは
子どもらしい想像力で いろいろ考え行動して
どんどんたくましく育っていってくれました。

自分の仕事のタイムスケジュール管理のための子育てが
子どもが自立しやすい環境に自然となっていった~笑
そんな感じでした。

どういう子、いや、どういう大人になって欲しいのかと
親として もう少し考えても良かったとおもいつつ、
思いつきだった子育てから 自立心の強い子どもたちに育ち
あまり手を掛けない私の子育てはあっという間に終わりました^^

また 自宅にいると 子どものことだけではなく
ついつい家事もいつでもできる気分になってしまいました。
その ついつい家事をしているとあっという間に時間が無くなり
仕事の時間が減ってしまいました。
自分一人の食事だって 時間を決めなければ
ゆったりとテレビを見ながらできてしまったから
子どもだけの問題ではなく
自分自身でのタイム管理もとても難しかったです。

仕事時間が少なくなってしまう事とは反対に
オーバータイムの仕事になる場合もありました。
時間を気にせず 場合によっては夜中までできてしまうという
自宅ならではの利点が 悪循環にもなりました。

子育て中に 自宅で仕事をするということは
いろいろな便利さもありますが
時間コントロールを意識することはとても大切だと思いました。

 

私の「家開き」の原点!子育てママが 自宅を活用して好きなことを好きなように続ける!【その1】 

「家開き」の原点!子育てママが 自宅を活用して好きなことで開業!【その2】 

女性が働く事が とても大切な時代!

2019年1月の厚生労働省の公表によると
女性や高齢者が働かないと
日本の生産性はどんどん減ってしまうそうです。

今は 働き方はいろいろ選べる時代です。
自分のためでもあり 未来の子どもたちのためでもあり
自分流の働き方で この日本を幸せな国にするために
女性もどんどん働くべきだと思っています。

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認知症の予防にもなる家開き

認知症の備えをどうするかということで
最近では 認知症に備える保険や貯蓄商品、
もしもの時の信託相談等に関心を持っている方が
とても増えてきているそうです!

しかし その前に
まずは認知症にならないためには
どうしたらいいかを考えることの方が先だと
私は思っています。

頭を使う
会話をする
刺激を与える
身体を動かす…

そういうことを心がけた備えを
自然にとりいれた暮らしをすることが
いいと思います。

それには
人と常に関わっている事が一番です。

嫌な事も良い事も含めて
いろいろな変化に富んだ人との関わりが
大切になります。

いつも同じ慣れた人といるのでは
刺激はありません。
強制的にそういう機会を作った方が良いと思っています。

自宅に居ながら
人との関わりを持つ!
それが「家開き」です。

「家開き」は 認知症予防にも なるのです(^^)

「家開き」の原点!子育てママが 自宅を活用して好きなことで開業!【その2】 

やりたい仕事と家族を大切したい思いとの両立のために

私は 独立して開業していた
横浜駅のオフィスビル内の新築事務所から
1年半後に 仕事場を自宅の一室に
変えることにしました。

それは
保育園を卒園して小学生になったばかりの息子を
一人で自宅に帰すことに
不安と愛おしさがあったからです。

保育園時代の友達は みんな働く親の子どもでしたが
まだ世間では 働く母親が少ない時代でした。
小学校に入ったら 同級生は
専業主婦のお宅のお子さんがほとんどでした。
学校から自宅にすぐに帰る同級生たちは
学校から帰った後にまた一緒に遊ぶ約束をしたり
自由な時間を仲良く過ごしていました。

そんな息子のことを心配して
いろいろ考えていた時に
偶然にも 電車の中から息子の姿を見ました。

夕暮れの小学校校門から
大きなランドセルを背負って出てくる小さな息子。
自宅に帰る同級生たちと別れて
反対方向の預けられ先に向かって
ひとりトボトボ歩いて帰る姿を見かけたのでした。
その時 私は強い決心をしました。
すぐに 事務所を引っ越そうと。
30年以上経った今でも その夕暮れの光景は
忘れられません。

今の時代は 働くママがとても多くなってきました。
だから 学校下校後の学童保育など民間の預かり先も豊富で
いわゆる「小1の壁」の選択肢も増えてきたように思います。
ほとんど選択肢がなかった時代に
子育てを優先、仕事を子育てに合わせることが出来た私は
ラッキーだったと思っています。

しかしその選択をした私の生活は すっかり変わりました。
私が自宅で仕事をすることになってから
今までにはない悩みや不自由なことがいろいろ出てきました。

自宅の仕事場になった狭い場所は
スタッフに来てもらうような広さはありません。
何でも一人でやらなければなりませんでした。
設計の打ち合わせとなると お客様だけではなく
業者だけでも何人も来ることがあって
狭い部屋では みんなが書類や図面を広げられません。
子どもの帰りが早いので 打ち合わせ時間も限られます。
延長会議や残業もできません。
子供のいる生活感を出さないような工夫もしました。

個人で自宅でやっていると
刺激し合える仲間や環境を作る事も
意識的にしなければなりませんでした。
情報にも意識してアンテナを張るようになりました。
個人事業主として自分の仕事をしながらも
外部の大きなプロジェクト企画にも参加させてもらったり
新しいことを学べる機会も作りました。

自宅は マンションだったので
看板を掛けることもできませんでした。
今のようなネットもなかったので 営業的な事はできません。
仕事をしていく上で重要な依頼者は
母としてのママ友の口コミ力に 大いに助けられました。

時間的には自由になったので
地域や学校や趣味…いろいろなコミュニティーに関わりました。
仕事のためにいろいろなコミュニティに入るのではなく
決して自分の職業を明かすことはせず
人間として信頼され 親しくなる人々を大切にして来ました。

また どんな仕事も 頼まれたらすぐするのではなく
クライアントも考えながら こちらが選ぶことも大切にしました。
自宅ですから 家族の暮らしも大切です。
恨まれたりひがまれたり 子どもや夫に
何か被害が及ぶことにならないように 仕事を選びました。

自分がやりたい仕事と
家族を大切にしていく事を叶えるために
こうして 自宅開業をしていきました。

※ 私の「家開き」の原点!
子育てママが 自宅を活用して好きなことを好きなように続ける!【その1】

https://akisekkei.wordpress.com/2018/10/31/%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%AE%B6%E9%96%8B%E3%81%8D%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%82%B9%EF%BC%81%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%8C-%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%82%92%E6%B4%BB%E7%94%A8/