私は なぜ建築家になったのか?

私は 小学校5年生の時に クラスのみんなに
「将来は 建築家になりたい」と言っていたそうです。

というのは
私自身は そう言ったということを忘れてしまいました。
しかし 先日久しぶりに小学校時代の友人に会ったときに
「小学生の頃の夢を叶えて すごいね」と言われたのです。

確かに 私は 小学生の時には
医者か建築家になりたいと思っていました。

そして 私が5年生の頃に
両親が建築家に設計を依頼して
家を建てる打ち合わせを自宅でしていたので
子どもながらに 建築家という職業に興味を持ちました。

「医者や弁護士やお坊さんは 人に不幸があった時に助ける仕事で
建築家は 人が夢をもった時の仕事」と
どこかの大人の人に言われて
子どもながらに 建築家になろうと思ったのでした。

先日、私のクライアントさんの中学生の息子さんが
「建築家になりたい」と言ったそうです。
「池上さんとの打ち合わせに 毎回同席していて
かっこいい職業だと思ったからなんですよ」
と ご両親が微笑みながら話してくれました。
「私もそうだった」と 自分自身の子どもの頃を思い出しました。

子どもが触れる環境は 親の行動次第で変わりますね。
もし 私の両親が 出来上がった家に引越しただけであったら
建築家という職業に興味は持たなかったかもしれません。

どういう家で暮らし どこに依頼するか、は
子どもにも大きな影響を与えるものですね^^

 

「家開き」の目的

家開きの最終目的は自宅に人が来ることではありません。

自分が安心して暮らしていける
心の絆、人間関係を作ることにあるのです。

孤独感や孤立感は
人がいれば解消されるというものではありません。

人に囲まれていても
寂しい事だってあります。

いつもそばに誰もいなくても
誰かに見守ってもらっていたり
気に掛けてもらっていたり~
そんな忘れられていない自分への愛を
感じられることが
とても大切だと思います。

いざという時に
気楽に連絡が取り合える人、

用事なんてなくても
嬉しい時、
淋しい時
ちょっと話したくなる人、

困ったときに
ちょっと助けてくれる?って言える人、

そんな他人は あなたには何人いますか?

やってはいけないリフォーム! その場限りの自己満足!

人はなぜ リフォームするのでしょうか?

今、不自由なこと、もっと便利にしたいこと、を変えたい!
もっと素敵にして自分好みの空間にいたい!

そんな今より、良い暮らしを求めているからだと思います。

だから 今こうしたいと考えて
やりたいことだけに夢を託して
すぐにでも工事をスタートさせたくなるようです。
早急にしなければならない不具合等の工事の場合ももちろんあります。

しかし もし 時間・お金の無駄をしたくないのならば
もう少し 先々のことや まとめてできることを考えてみてください。

たくさんのお客様の住まいに関わってきた私ですが
住まいの工事は やっぱり費用が掛かるものなのです。
その時の希望だけ考えた無駄なことはしない方がよいと思います。

例えば 古くなったキッチンを新しくしたいということで
キッチンだけショールームで決めて交換を考える方がいます。
しかし 表面のキッチンを素敵にしても
見えない部分の古い配管がそのままだったりしたら
後々 どのような工事が必要になるかは想像できると思います。
水廻りの配管は 洗面所やトイレなどともつながっている場合が多いので
気を付けなければならないことが たくさんあります。
部分工事でも考慮しておけばならないことが広範囲にわたって出てくるのです。

一般的には お客様で工事慣れしている方は少ないと思います。
先々のどのようなことを考えて工事をしておいたら良いのかわからない、
無駄な費用とはどういうことなのか?
など わからないことが たくさんあるはずです。

けれども 工事会社を決める前には
工事内容の具体的な相談もしにくいと思います。

弊社では先月から 「月一カフェ」を始めました。
月に1回ですが 無料相談をしています。気楽に相談に来てください^^

リビング 元住吉(池上宅リビング)
来月は 6月12日火曜日13時からを予定しています。

 

子どもより高齢者が多い〜これから本当にどうなるの?この日本!

65歳以上の6人に1人はひとり暮らし。

少子高齢化に歯止めが掛からない!

生まれる子どもより死亡する人が多いので 人口が減り続けている日本。

本日発表があった昨年の国勢調査の確定値をどう考えるかは人それぞれだが

他人事ではないことは確かです!

未来はどんどん変わっていく! 

10月になりました。
本当に1年はあっという間に過ぎていきます。
最近は ますます月日が加速して流れていくように感じます。
だから 未来とか いつかなんて すぐにやってきます。

今朝の日経新聞!
近い未来はこんな風になるんですね。

日常の暮らしの安心、安全も インターネットに繋げて IOT活用の時代。
住まいの在り方もどんどん変わっていくのでしょうね。

しかし  どんなに便利な時代になろうとも
変わらない もの、  人が必要としているもの  があると思っています。

それは 機械やロボットでは満たせない 人の温かみ!
温かみって 一言では 言い表わせないけれども
人への思いやり、優しさ、 気遣い、 察する心・・・

未来がどんなに便利になっても
そういう人間らしさを大切にしていきたいですね。

大学入学式、学長の式辞から思う

今年の日本全国の大学入学式、 学長の式辞はいろいろでしたが…!

新入生のためのメッセージとはいえ
これは  いくつになっても心掛けておきたい言葉ですね(^^)

例えば 京大総長は 「失敗や批判にもっと楽観的になり それを糧にしよう」
東大は 「知をもって人類社会に貢献する人材になろう」
大阪大は 「地域に根ざしつつ 海外にも目を向けて…」
関西学院大は 「二つのことに同時に挑戦をしよう」
徳島大は「マイビジョンを実現しよう」・・・

社会人になった人にも ベテランになった人にも
定年退職したこれから人生再スタートの人にも

常に初心に戻って 自分を振り返り
これからの自分の未来の人生に向かって 前向きに進もうと思っている人にならば
ぜひ 送りたいメッセージばかりですね(*^^*)

そう、年齢には関係なく いくつになっても前向きに挑戦していきましょう!

私のまわりには素敵な女性はいっぱいいますが〜今の私にとって 一番の憧れの方(^^)

3月18日金曜日から銀座和光ホールで始まる   岩井 香楠子染色展 

弊社のお客様でもある染色作家の香楠子先生の4年ぶりの個人作品展でもあります。

この春のいろいろな着物雑誌にも 岩井先生の素敵な作品がたくさん取り上げられていました。

岩井 香楠子先生の作品は
いつも穏やかで繊細でとても素敵なのですが〜

私は何よりも 香楠子先生のお人柄がとても好きです。

8年程前に 香楠子先生の横浜のご自宅の設計を 知人を通してご依頼頂いたことが ご縁ですが
設計の打ち合わせに行っていたときは
先生が今製作中だという作品に対する思いや苦労をとても楽しそうに話してくださったのです。

実は 昨年喜寿になられたのですが 私も先生の歳を意識したことはありません。
いつも驚くような若々しい考え方とパワフルな行動力で 私をワクワクさせてくれ
もっと頑張らねばと激励されているような力を頂いているのです。

小さなことにはこだわらず 大局的な物の見方ができるたくましさがあるのですが
時々少女のような可愛さを見せてくださるとても優しい女性。
そんな姿を見ていると こんな風になりたいと憧れてしまいます。

香楠子先生のアトリエは 御自宅と少し離れたところにありますが
そのアトリエで働く男女のスタッフたちは 先生の着物の世界に魅了された若者ばかりです。
後輩を育てながら 自分の次の作品にも 毎回新たな挑戦をする姿は本当に素敵です!

来週から 銀座4丁目交差点の和光の大きなショーウィンドーに
香楠子先生の素敵な作品がまた飾られると思うと とても嬉しいです!

 

 

車好きだから「安全運転三原則」再確認!

最近、ベテラン運転手による大型バスの事故が続いています。
原因はいろいろかもしれないけれども
運転ミスによる事故だとしたら本当に怖いです。

私は ほぼ毎日 車を運転しています。

18歳で免許取得して以来  今まで住んだ家が全て駅近くだったにもかかわらず
車のない生活はした事がありません。

車が好きですし、運転も楽しいからです。

でも 最近思います。
運転ってやっぱり怖いものだと。
そして運転って  何歳までできるのかしら?と。
車が好きだからこそ 先々まで考えて
限られたカーライフを楽しみたいと思っています。

保険会社のチラシからですが レーサーだった中嶋悟氏からのアドバイスの記事!
参考になりました(*^-^*)

①周りをよく見ること!
360度を意識的に見る。あたりまえかもしれませんが
ナビがあったり ハンドフリーの電話があったりと
私も便利なものに気をとられているかも…

②良く伝えること!
ウインカーを早めに出したり 次の行動を周りに予測してもらうって
歳と共にますます必要ですよね~。

③身を守ること!
車間距離とかは速度で決めるのではなく
状況や自分の反応時間を知ることが大切、ほんとその通り!
歳と共に鈍くなっていることを自覚しないとね… 汗

今日は夕方から雪道になるかもしれないとのこと!
慣れと過信には 気をつけたいと思いました。