私は なぜ建築家になったのか?

私は 小学校5年生の時に クラスのみんなに
「将来は 建築家になりたい」と言っていたそうです。

というのは
私自身は そう言ったということを忘れてしまいました。
しかし 先日久しぶりに小学校時代の友人に会ったときに
「小学生の頃の夢を叶えて すごいね」と言われたのです。

確かに 私は 小学生の時には
医者か建築家になりたいと思っていました。

そして 私が5年生の頃に
両親が建築家に設計を依頼して
家を建てる打ち合わせを自宅でしていたので
子どもながらに 建築家という職業に興味を持ちました。

「医者や弁護士やお坊さんは 人に不幸があった時に助ける仕事で
建築家は 人が夢をもった時の仕事」と
どこかの大人の人に言われて
子どもながらに 建築家になろうと思ったのでした。

先日、私のクライアントさんの中学生の息子さんが
「建築家になりたい」と言ったそうです。
「池上さんとの打ち合わせに 毎回同席していて
かっこいい職業だと思ったからなんですよ」
と ご両親が微笑みながら話してくれました。
「私もそうだった」と 自分自身の子どもの頃を思い出しました。

子どもが触れる環境は 親の行動次第で変わりますね。
もし 私の両親が 出来上がった家に引越しただけであったら
建築家という職業に興味は持たなかったかもしれません。

どういう家で暮らし どこに依頼するか、は
子どもにも大きな影響を与えるものですね^^

 

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