お客様の御希望からできたアフターサービス~暮らしサポート!

今日の午前中は アキ設計スタッフが
お客様の病院付き添いサービスをしてきました。

「えっ、設計事務所でしたよね???」
「こんなことも して下さるのですか???」
疑問に思われた方から時々聞かれます。

実は病院だけではありません。
ちょっとした買い物や 銀行や郵便局などの付き添いも頼まれます。
薬局で薬をもらうことさえ 身体が不自由な方には本当に大変なので
代わりにもらってきたりしています。

こういうことは 家族や友人や関係者がする場合が多いと思います。
しかし 気軽に付き添いを頼める方がそばにいる場合はいいのですが
それが 難しい方もいらっしゃいます。

そんなお客様からのご相談にのり 必要なときに必要なだけ
出来る範囲で いろいろなお手伝いさせていただいています。
それが アキ設計の暮らしサポートです。

住まいの設計で築いてきた信頼関係ができているからこそ
気軽にいろいろ相談していただけるのだと思っています。

実は この「暮らしサポート」 は 自分たちが作ったサービスではありませんでした。
お客様に頼まれて こういうことは必要だと思ったから 微力ながら
アフターサービスとしてお手伝いさせていただくようになりました。

本業は 建築のデザイン事務所です^^
住まいを設計することを通して  お一人おひとりの幸せな暮らしを
これからも サポートしていきます^^

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[50代からの家づくり] 一人暮らしになったら大切にすることはなにか?

私が嫁いでから1年足らずで 義母は52歳で未亡人になりました。
夫の両親は子どもたちと一緒に暮らしていた頃の庭付きの戸建住宅に
夫婦二人だけになっても暮らしていたため
義母はその家で一人ぼっちになってしまいました。

社宅に住みながら共働きしていた私たち若い夫婦は 義母と同居するべきかと考え迷いました。
私は大学の建築学科を出て設計事務所に就職したばかり。
我々が夫の実家に同居したら 私は通勤距離的に事務所には通えないので
仕事は辞めなければならない。
夫も通勤時間が今までよりかなりかかってしまう。
夫の他の姉弟も県外でもっと遠くて同居は無理でした。
悩んだ挙句、まだ身体的に元気だった義母には一人暮らしをしてもらうことにしました。

あれから35年経ちました。
義母は  52歳からスポーツクラブに入って  友人の輪を広げてくれました。
今も水泳を続けて 住み慣れた広いあの家に一人で元気に住んでいます。
しかし 最近は足が痛くて 水泳は年下の友人に車で迎えに来てもらっています。
外に出ることが大変になってきても 周りの手を貸り 共に食事する仲間がいます。
自ら世代を超えた交流を広げてくれた義母をみていて
一人暮らしは 家族以外の他人にも頑張り過ぎない自分の弱さを見せて
外部の仲間作りや地域と関わっていくことが本当に大切だと痛感しました。
もちろん家族ともお互いに連絡を取り合い
共有の時間もたくさん過ごしています。

家族でなければできないこともあるかもしれませんが
家族でなくても他人にしてもらえることもたくさんあります。

家族だからやるべきだとか家族なら当たり前だという義務的な考えに縛られず
自分も家族も一番幸せに生活できる形を選択できるようにしておくことが
遠くに家族が居る一人暮らしには大切だと思っています。

今の私は 義母が未亡人になって一人暮らしを始めた年齢はもう過ぎました。
私の夫もまだ働いているし 我々夫婦も元気に自分たちの家で暮らしています。

でも もしも私が義母と同じようにひとりになったら・・・

私の子どもたちもそれぞれ自分の仕事を持ち家族をもち
自分の夢や目標に向かって頑張っています。
そして自分もそういうわが子を心から応援しています。
だから やっぱり私の中ではわが子たちとの同居することはなく
ひとりで暮らす方法を考えるでしょう。

慣れれば結構一人暮らしは気楽なのかも知れません。
でも体力的に自信も無くなり持病があれば不安がないはずありません。
歳をとってからのずっと一人暮らしはやっぱり寂しいでしょう。

歳をとって単身者になったらどのように暮らしたいかを考えた時には
例えばこのような選択があるかと思います。

自分が 子世帯が暮らしやすい場所に引越して子ども家族と同居する。
ひとりで老人ホームに入る。
今までの住み慣れた家にひとりで住み続ける方法をかんがえる。
他にもいろいろ事例はあるでしょうが 一般的にはこんな選択になるのでしょう。

私はやっぱり住み慣れた自分の家で暮らしていたい。
しかし 健康であっても一人ぼっちはやっぱり嫌です。
24時間見守りあうことは無いけれど 誰かに見守ってほしい・・・
自分が住み慣れた家で 適度な距離の人間関係を持つ
それが私の理想かもしれない。

自分の家をシェアハウスにして住む方もいらっしゃるが
私は歳を重ねてたら他人との関係をわずらわしく思うかもしれない。
もう少し距離をおきたいかもしれない。
一人は不安だし寂しいけれども 常に多くの人とは疲れるだろうから。

自分が選択できる自分の住み方を常に考え
自分の幸せは自分で決めていかなければいけない。

老後をなんとなく生きていける時代ではなくなったと思っています。

欲しいものが分からない時代!

情報や選択肢が多すぎて、自分では選べないという時代になってきたようだ。

洋服も「達人が同行するサービス」が注目されている。

本も自分にあったお勧めの本をえらんでもらう「いわた書店」のサービスなど

今の時代だから出てきた一人ひとりのためのサービスかもしれない。

住まいも
ひとり一人の生き方に合わせたものを つくっていかなければいけないと思う。

しかし、
欲しいものが分からない時代は 何が欲しいのかも分からない。

どんな暮らし方があるのかも 分からないのだ。

「普通はこうだ」なんて暮らし方を提案する気は私にはまったくない!

こうしたら もっと楽しくなる。

こうしたらもっとラクに暮らせる。

こうしたら もっと生き甲斐が生まれる。

こうしたら自分の家が一番って思える・・・

欲しいものを見せてあげなければ  欲しいものは分からないのだ。

「へえ~、こんな素敵な暮らし方があるのですね~!」

そう思われる仕事をしなければいけないと常に思っている。

逆転の発想が女性を変える❗️

今朝の新聞広告に載っていた化粧品会社の言葉。

「アンチエイジング」という考えに対して「アンチ」である必要はないという化粧品の宣伝です〜(^^;;

年齢ならの豊かさ、まろやかさ、など その歳にあった美しさ「ありのまま」を大切にしよう。
女性が輝くためには常識にとらわれず発想を変えよう〜と
作詞家の湯川れい子さん!

化粧品に関してはよく分かりませんが〜

考え方で物事の見方は変わることは確かです。

自分が心豊かでないなって感じた時は
考え方を変えてみると
素敵な自分をいっぱい発見できたりしますよね(*^^*)

日曜日の朝、
人生の大ベテランの言葉に
また励まされた気がしました(*^^*)

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みんなが感謝しあいながら 幸せを感じられる仕事をしよう!

先日、昨年の春から関わっていたお客様のお住まいが出来上がりました。

今回も理解ある素晴らしいお客様に恵まれて
仕事をさせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

お客様と施工業者と我々設計者の3者が
お互いの考えを尊重しつつ より良いものを作りたいという同じ目標に向って
信頼関係を築くことで 初めて良いものができるといつも思っています。

今回は工事完了が予定より2ヶ月も遅れてしまいました。
新年を新居で迎える予定だったお客様には大変申し訳ないことをしました。

しかし1月中旬の現場引渡しのときに
お客様が朝早く自ら握ったおにぎりと温かいお茶を用意して下さいました。
出来たばかりの新居の床には 冬の柔らかい日差しが差込み
お客様と施工業者と我々設計者の3者がひざを交えて
笑顔でおにぎりを頂きました。

ひとつの仕事が終わって
みんなが感謝しあいながら 幸せを感じられることは
本当にありがたいことだと思っています。

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震災の日! 「自助」を考える。

今日は1月17日
阪神淡路大震災から 20年が経った。

5時46分、
あの朝、私は高層マンションの自宅で揺れを感じて目覚めた。
関東でも揺れを感じた程の 本当に大きな関西の地震だった事を思い出す。

あの時亡くなられた方のほとんどが
建物がつぶれたり 家具の下敷きになって脱出できず
すぐの救助が受けられず 時間が経って亡くなられた方がほとんどだったという。

これは90年前の関東大震災で亡くなられた方が
火災によるものがほとんどだったので
火事がでた現場の消火活動が優先されたからだそうだ。

圧迫死の対策は
建物の耐震化だけではなく 日常の家具や部屋の在り方を考慮することでも
自ら守ることが出来ることである。
そして いざという時のためにも 近くの他人という地域の方との繋がりがとても大切だ。

日本の世帯数の3分の1が単身者世帯であるという現状を考えると
私は 危機感で恐ろしくなる。
明日阪神淡路大震災や東北大震災のような災害が
この関東にも来ると思うと 今すぐ何をするべきなのか。

自分でもできる自助、
近隣と助け合う共助、
そして 公共機関による公助

どれも大切だが まずは自助だ。
部屋を見渡してできること、必要ない物を片付けて
部屋にある物によって怪我したり命をとられたりしないように
断捨離してシンプルに生活する 「自助」を改めて考えたいと思った。

音楽を自由にもっともっと楽しんで欲しい〜(*^^*)

 

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音楽が嫌いな人っているのかしら?~^^

音楽のジャンルや好きな楽器などの違いはあるかも知れないし
楽しみ方も人それぞれだと思うけれども

世代をこえても 国を越えても 時代を越えても
一緒に楽しめる音楽って本当に素敵なものだと思っています。

私は 小さい頃に、ピアノを習っていましたが
練習は好きではありませんでした ~笑!
でも 勝手に好きな曲を弾いたり作曲したりと
小学生の頃から自分の音楽の世界を自由に膨らませて~
クラッシックのレコードを聞きながら指揮者になりたいなあと思ったり~笑
音楽と共にたくさん楽しく幸せな時間を過ごしてきました。

だから 私の生活からは 音楽は切り離せないものになりました。

音楽は
一人でも楽しめるし 人数に限りがなくても  楽しめる。
下手でも上手でも  楽しめる
どんな立場からでも楽しめる
本当に素晴らしいものです。

 

自分が自由に音楽も楽しめるように~と  作った我が家のリビングが
「LIVING元住吉」です。

音楽室としての特別な仕様で作った部屋ではありませんが
防音室であり、音色がきれいに響きます。

一人で音楽の練習をするのも良し
みんなで練習するのも良し
自分の音楽教室を開いても良し
一人発表会やミニコンサートを開催しても良し

音楽を楽しもうと思う方には
特に活用して頂きたいと思っています。

都会では近隣への配慮から
中々思い切って練習が出来ない住まいが多いと思います。

自由に思い切り練習して  音楽を楽しんで貰いたいと思って
練習用などにも使えるように  定期貸しもはじめました。

「リビング元住吉」
これからも音楽好きを いろいろな形で 応援していきます ^0^

LIVING元住吉についての記事

日本の技術は素晴らしい!

高層マンションはもちろん、住宅が3階建て以上なんて珍しくない時代、
狭い日本、広さを求めて縦に延びていく。

高齢化時代にはエレベター・エスカレーターは必需品!
単に上下に動ければ良いのではない。
より安全でスムーズで優しさが求められている。
そんな日本の技術の最先端のひとつを見学してきた。

Hエレべーターさんのご招待を受けて
エレべーターの技術見学と その日本一の高さまで登ってきた^0^
日本の技術は素晴らしい、
日本の夜景も素晴らしい、
日本一の高さにあるスカイツリーのエレべーター!
全く揺れなくて安心して優雅に乗っていられた。
高速であっという間に連れて行かれた夜の空中の世界は
技術の向上によるところが多大であった。

これからの高齢化時代、
2階建て住宅だって エレベーターが もっと普及するだろう。
10年20年なんて あっという間に過ぎていく。
日常生活も買い物も交通機関も
エレべーターやエスカレーターにたよらない所など
都会ではありえなくなると思っている。

技術の進歩はハード面だけではなく
安全が一番大切だというソフト面からもますます必要だ。

私たちの生活の心も豊かにしてくれる日本の繊細な技術は
本当に素晴しいし ますます期待に応えて欲しいものだ!

2015年の自分はどうありたいか?を考える!

新しい年になりました。

毎年、わたしは新年のスタートに 自分の夢や目標を考えてきました。

会社のスタッフにも公言できる具体的な目標を聞いています。
そして 年末にはその年の自分自身を振り返って
また新たな年に自分がどうありたいかを再考してきました。

環境が変わったり歳を重ねたりすると 考え方や物の見方も少しずつ変わってきて
目標の考え方は 違って来るものだと感じています。

ここ数年の私は おかげさまで健康だし
いつもとても幸せだと思って感謝してきました。

だから毎年、今の自分が
人のためにできること、社会のためにできること、今の時代に必要なことは何か・・・・
という大きな視点で目標をまず考えて
そこから自分が今なにができるか 何がしたいか・・・
という目の前の目標や夢を具体的に表現して目標にしていました。

でもそれは全てやっぱり自分のためでしかないと最近改めて認識しています。
人のためでも社会のためでもなく
結果的には すべて自分のため、自分の生きがい、になることだからです。

自分の幸せを満たすために自分は動いている!
自分の行動は全て最終的には
自分の幸せのために繋がるのだと思っています。

昨年ヒットした歌の台詞ではありませんが
「ありのままに生きる」
誰もがそうあるべきだと思っています。

この当たり前の生き方で一番大切な事は 心身共に健康を維持して行く事!
そのためには 心身共に強くなくてはいけない。
人がどう思うかという他人目線ではなく
自分がどうありたいかを優先できる気持ちの強さが大切だと思っています。
協調性がない事とは違います。

自分の本当の幸せをしっかり素直に深く考えることから
全ての判断を決めていく、行動していく、
これを今年の私の軸としたいと思っています。

客観的に聞いたら きっと 自分勝手な軸のように思えるかもしれませんが
何をするにも自分が自分を信じて判断する決断力は
限られた人生後半を無駄にしないためにも必要だと感じるようになりました。

今更ですが 知識より教養を大切に 物事をしっかり考えて
第二の後半の人生である2015年をスタートしたいと思っています。

本年もよろしくお願い致します。