何十年ぶりでしょうか?
横浜桜木町、紅葉坂の県立青少年センターに行って来ました。
横浜の小学生だったならば 必ず課外授業で行った事があるところだと思います。
日本で初めて青少年の育成のために作られた公共施設であり、
建築家前川国男氏設計による近代建築としても有名でした。
浜っ子だった私も、初めて歌舞伎「毛抜」を鑑賞したことは忘れられません。
でも 今日は大人の舞踊発表会の会場になっていました。
私の友人は50代の終わりに急に日本舞踊を始めて
とても夢中になり 熱心にお稽古を重ねて
とうとう今年 「名取」になり 今回この広い大舞台に立ったのでした。
日本人の私ですが 日本舞踊は全く分かりません。
彼女の舞台から 日本の伝統の美しさ、素晴らしさを再確認できて
本当に感動しました。
しかし 何よりも彼女の 身体的能力、精神力、記憶力等
いくつになっても 新しいことに挑戦し それを極めていく姿は
私に大いに刺激を与えてくれました!
久しぶりの青少年センターは 現在ももちろん青少年の育成の建物でしょうが
県民のための伝統舞台芸術を支援する場としても大いに活用されている事も知り
普段あまり接することのない文化に触れられた良い秋の一日になりました。