建築士という資格を持っているだけでは仕事が出来ない時代!

私が1級建築士になってから 35年以上が経った。

世間を不安にさせた姉歯事件以来、建築士という仕事の責任はより重くなった。
というか責任がより明確になった。

今では 建築士という資格をもって設計・工事監理などの仕事をするためには
3年ごとに定期講習を受講することをが義務付けられている。
そして 更新試験を受け合格しなければ仕事はできないのだ。

資格試験で3年毎に更新試験に合格しないといけない
なんていう資格は他にあるのだろうか?

3年毎といえば 自動車の運転免許試験くらいしか思い出せない。

今年もまた建築士更新試験を受けてきた。

建築法規などが変わって 知らないことも多々でてきたので
最初は大変だ、面倒だと思っていた更新講習も 大事だと思うようになってきた。

しかし もう少し歳がいったら合格するのか、
ずっと仕事を 続けられるか 分からないと心配になる。

また 試験会場は 相変わらず男性ばかりが多いことも気になった。

建築業界はまだまだ男の世界だ。
資格を持ちながらも 結婚したり子育て中の 女性建築士にとっては
厳しいことが多いのが現状だ。

女性建築士がその資格を有効に活用して
生活者としての知恵を活かせれば大きな力になる。

日本の社会 はもちろんだが
男性の多い 建築業界も
もっと女性の 働き方を考えて 大いに活用するべきだと思う。

 

 

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