情報や選択肢が多すぎて、自分では選べないという時代になってきたようだ。
洋服も「達人が同行するサービス」が注目されている。
本も自分にあったお勧めの本をえらんでもらう「いわた書店」のサービスなど
今の時代だから出てきた一人ひとりのためのサービスかもしれない。
住まいも
ひとり一人の生き方に合わせたものを つくっていかなければいけないと思う。
しかし、
欲しいものが分からない時代は 何が欲しいのかも分からない。
どんな暮らし方があるのかも 分からないのだ。
「普通はこうだ」なんて暮らし方を提案する気は私にはまったくない!
こうしたら もっと楽しくなる。
こうしたらもっとラクに暮らせる。
こうしたら もっと生き甲斐が生まれる。
こうしたら自分の家が一番って思える・・・
欲しいものを見せてあげなければ 欲しいものは分からないのだ。
「へえ~、こんな素敵な暮らし方があるのですね~!」
そう思われる仕事をしなければいけないと常に思っている。